個人情報などを盗まれるフィッシングメール
【この記事はIT系ライター M氏 が書きました】
ここ2ヶ月間にマイクロソフトをかたる不審メールの注意喚起が大手企業やメディアで確認されています。
下記のような件名の不審メールが、不特定多数の人に配信されています。このようなメールはマイクロソフトからは配信されておらず、メール受信した場合は、開かずにそのまま削除してください。
不審メール(フィッシングメール)の件名
『[大切]マイクロソフトのプロダクトキーが不正コピーされた警告です!』
『ご注意!!OFFICEのプロダクトキーが不正コピーされています。』
『警告!!マイクロソフトのプロダクトキーが不正コピーされている恐れがあります。』
『警告!!ご利用のマイクロソフトのプロダクトキーが何者かにコピーされています。』
※こちらは一例となり、今後も似たような件名で配信される場合があります。
メールを開いた場合でも、本文中のURLはクリックしないようにしましょう。本文に記載のURLから、フィッシングサイトへ誘導しアカウント情報 (メール、電話番号、Skype名、パスワード)、PINコード、名前、住所、支払い情報 (クレジットカード情報(番号、有効期限、名義、セキュリティコード) などを絶対に入力しないように注意してください。
アプリケーションのアップデートで対策可能
フィッシング対策協議会も注意喚起をしており、3月31日に出回っているメール件名『[大切]マイクロソフトのプロダクトキーが不正コピーされた警告です!』のフィッシングサイトは今だ稼働しており、サイト閉鎖のためJPCERT/CCに依頼中。今後も類似のフィッシングサイトが公開される可能性があるので、引き続き注意がです。
【関連リンク】
フィッシング対策協議会:マイクロソフトをかたるフィッシング
https://www.antiphishing.jp/news/alert/microsoft_20170331.html
マイクロソフト:マイクロソフトを装った不審メールの配信について
https://www.microsoft.com/ja-jp/office/2016/attention5.aspx