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【2024年1月追記】
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【2022年11月追記】
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【無料アプリで確認】ホワイトハッカーが教える、スマホのハッキング/乗っ取りを確認する方法の記事
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家族の安全やパートナーとの関係を守るために、監視アプリを入れたいと思ったことはありませんか?
なかには、「子供の安全のためにGPS機能をインストールしたい」、「お互い浮気をしないようにチェックがしたい」と考えたことがある方もいるでしょう。
監視アプリは、主に大切な人の安全を守るために運用されるものですが、使い方を誤ってしまうと違法となることもあります。
今回は、監視アプリの機能や違法になってしまう例のほか、人気のアプリも紹介します。
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この記事はマーケティング会社や外部ライターにリサーチとレポートを依頼して作られた記事です。
当社の見解とは異なる部分が多々ありますが、当社の視点だけに偏らず様々な角度から情報セキュリティに関する動向・傾向を見ることができるよう、なるべく原文のまま掲載いたしております。
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スマホの監視アプリとは
スマホの監視アプリとは「盗難」や「子供の防犯対策」「カップル同士の浮気対策」のために開発されたアプリです。特殊なアプリだと思われがちですが、アプリストアを検索すると様々なバリエーションのアプリが出てきます。
優秀なアプリはインストールしたスマホをほぼ全て監視することが可能ですが、場合によっては違法となることもあります。スマホの監視アプリを使う前に、適切な使い方や機能などを確認しておきましょう。
無断の監視は違法
相手の了承を得ずに勝手に監視アプリをスマホにインストールし、無断で監視することは違法です。「不正指令電磁的記録供用罪」という犯罪にあたり、3年以下の懲役または、50万円以下の罰金が科せられます。
例えば、浮気の証拠をつかみたい場合、パートナーのスマホに勝手に監視アプリをインストールしてしまう人がいたとしますが、監視アプリなどで不正に入手した「浮気相手とのLINEのやりとり」や「GPSの履歴」などは証拠になりません。むしろ、他人の携帯を勝手に盗み見る行為は「プライバシーの侵害」に該当します。状況によっては相手から損害賠償請求されてしまうので、注意しましょう。
監視アプリがきっかけで関係が壊れてしまったり、損害賠償請求されたりしてしまう場合もあるので、監視アプリの使用は十分に注意してください。
監視アプリの主な機能
監視アプリの主な機能は以下の6つです。
・スクリーンショットの撮影・保存が可能
・カメラを起動し写真・動画を撮影する
・盗聴・録音ができる
・LINEやSNSのメッセージが閲覧できる
・アプリのアイコンを隠せる
・GPS機能で追跡できる
使用するアプリによりますが、スマホに監視アプリがインストールされると、スマホの中身をほぼ把握できると考えて良いでしょう。特に高性能の監視アプリは、スマホの中身を全て監視できます。遠隔操作でスクリーンショットの撮影が可能なアプリであれば、浮気相手とのメッセージはもちろん、画面に表示されるものならば全て記録が可能です。
監視アプリの主な機能は、遠隔での盗聴・盗撮です。通話している内容を聞いたり、録音できたりするアプリもあります。遠隔操作でインカメラ、アウトカメラを起動させることができるので、浮気相手とのツーショット撮影も入手可能です。
浮気調査の場合、相手とのメッセージは動かぬ証拠になります。監視アプリを使えばLINE、InstagramやFacebookのメッセージ、さらにマッチングアプリのメッセージものぞき見ることができ、内容を撮影することも可能です。ただし、無断で監視した場合は、違法となる点に注意してください。監視アプリをパートナーに黙ってインストールする場合、バレないように隠す必要があります。有料版だけでなく、最近では無料版でアイコンが隠せるアプリも人気です。
監視アプリは、もともとは「盗難防止」「子供のセキュリティ」のために開発されたものがほとんどです。そのため、GPS機能が非常に優れた商品が揃っています。なかには、最短10分おきに位置情報と画像がレポートとして送られてくる優秀なアプリも存在しており、追跡したいユーザーに人気です。
監視アプリが入っているかどうかの確認方法
監視アプリの中にはアイコンを消せる機能が付いたものもありますが、ある操作をすれば勝手にインストールされていないかチェックをすることが可能です。ここでは、「iPhone」「Android」での確認方法を紹介します。もし、違法に監視アプリがインストールされていた場合は、スマホの初期化を検討してください。
iPhoneの場合
iPhoneに監視アプリが入っているかを確認する場合は、「App Storeアプリ」内の「購入済み」をチェックしましょう。「購入済み」には、今までインストールされたアプリが記録されているため、一覧形式で確認できます。
自分が購入・インストールした覚えのないアプリがあれば、誰かが勝手に監視アプリをインストールした可能性が考えられます。
過去にたくさんのアプリをインストール・アンインストールした方は、探すのが大変かもしれません。そのような時は、アプリの横に表示されているマークで確認していきましょう。「開く」と書かれたアプリは、現在のスマホにインストールされています。一方で、クラウド(雲)に下矢印が付いたマークは、「過去にインストールしたが、現在はスマホにないアプリ」です。アプリの数が多くても、この方法であればスムーズに確認できます。
Androidの場合
Androidの場合は、設定から位置情報をタップして、位置情報を使用しているアプリの一覧をチェックしてください。
監視アプリにはGPSの追跡機能が付いており、位置情報から確認することができます。
これは、様々なスマホ端末で確認できる方法なので、不安な方はチェックしておきましょう。
監視アプリの例
監視アプリは、無料版や有料版のアプリが数多くリリースされており、サービスごとに監視できる範囲や特徴に違いがあります。
そのため「監視アプリが見つかったから、すぐに初期化しないと」と考える前に、インストールされている監視アプリが危険なものかどうか確認しておきましょう。
ここでは、利用者の多い人気の監視アプリを紹介します。それぞれ特徴や機能が違うので比較してみましょう。
ケルベロス
● 盗聴ができる
● 強制的にカメラを起動し盗撮ができる
● アイコンを隠せる
● GPSで追跡ができる
● 遠隔でスクリーンショットを撮影できる
「ケルベロス」は、スマホの盗難や紛失時に遠隔で発見するために開発されたアプリです。「スマホから電話をかけさせる」、「アラームを鳴らす」、「遠隔操作で端末にロックをかける」など、多彩な機能が備わっています。使い方は非常にシンプルなので、誰でも使用できるのが特徴です。
しかし、その優秀すぎる機能から最強の監視アプリとも言われており、浮気調査やパートナーの監視に使われることがあるのも実情です。ケルベロスを使えば、GPSでの追跡や盗聴のほか、勝手にカメラを起動し写真と動画を盗撮できます。しかも、撮影した画像は指定のメールアドレス経由で送信されるので、端末に画像が残りません。さらに、遠隔でスクリーンショットが撮影できるので、スマホで何を閲覧しているか、LINEやSNSでどんなメッセージを送っているかなどを盗み見ることも可能です。
便利な機能が備わったケルベロスですが、「アイコンを隠す機能」が付いている点には注意が必要です。アプリをダウンロードしても、アイコンを非表示にすることで、相手にバレずに監視ができます。
Androidでのみインストールが可能ですが、年間の使用料は約600円程度かかります。盗難や紛失時に役立つアプリとしても人気です。
androidアナライザー
● LINEの閲覧が可能
● GPSでリアルタイム追跡ができる
● スクリーンショットの撮影
● 日本語なので使いやすい
● iPhone版も開発されている
LINEのメッセージ内容を閲覧できるアプリの「androidアナライザー」は、メッセージを復元する機能が備わっているため、削除した内容も確認できます。
もともとandroidアナライザーは、盗難された場合のセキュリティ対策や、犯罪から子供を守るために開発されました。しかし、LINEのやりとりを閲覧する機能があるため、このアプリを使って個人情報を流出させるなど、様々な犯罪にも利用されています。
このほかにも優れた機能が付いており、GPSならリアルタイムでの追跡が可能です。対象者がどのように移動したかを見られるので、過去にさかのぼって場所を割り出すこともできます。スクリーンショットの撮影や、遠隔でカメラを操作して撮影する機能もあり、あらゆる方法で相手の監視ができるのが特徴です。
料金はスマホ1台につき1万円ほどで利用できます。説明が日本語なので、使いやすさも人気の秘密でしょう。アプリ名からAndroidのみだと思われがちですが、スペックの高さが人気でiPhone版も開発されています。
AirDroid
● スマホ画面をリアルタイム表示
● LINEのメッセージがのぞける
● 同じWi-Fiに接続していなくても使用が可能
● PCのファイルを全てコピーすることもできる
● 無料期間は14日間
「AirDroid」は、PCでスマートフォンを操作するために開発されたアプリです。インストールされれば、スマホの中身をほぼ全てのぞくことができます。
特徴は、アプリを起動すると相手のスマホ画面がリアルタイムで表示される機能です。例えば、浮気相手へのメッセージの内容はもちろん、連絡先やアプリの通知など全てチェックが可能です。
このタイプの監視アプリは、セキュリティのために同じWi-Fiに接続しないと使用できない場合もあります。しかし、AirDroidは接続していなくても使用が可能です。
AirDroidは、PCにある全てのファイルをスマホに転送できます。スマホの情報のほかに、PCに保存されているデータも抜き出せるアプリなのです。無料版と有料版の2種類がリリースされていますが、お試しとして有料版を14日間だけ無料で利用できます。有料版を購入すれば全機能を使えるので、興味のある方は有料版のお試しをインストールしてみましょう。
Spyzie
● SNS・マッチングアプリの閲覧ができる
● 通話履歴が見れる
● 閲覧履歴のチェックできる
● カレンダーのチェックが可能
● Android版とiOS版から選べる
スマホを監視するためのアプリが「Spyzie」です。紛失したスマホの追跡などを重視したアプリとは異なり、監視をコンセプトに開発されました。スマホの通話履歴をはじめ、InstagramやFacebookなどのSNSアプリのDMをチェックできます。
さらに、マッチングアプリのメッセージの確認も可能です。例えば、浮気しているパートナーがどんなサイトを閲覧したか、どんな検索を行ったのかなど記録をさかのぼれます。カレンダーのチェックも可能なので、情報を照らし合わせて行動を予測できます。
Spyzieは、「Android版」と「iOS版」の2種類から選べます。ほかのアプリと比較すると月額料金は高めで、一番安価なコースで月額2,980円〜、高額なコースだと月額5,980円〜となっています。
Prey Anti Theft
● 高精度のGPS機能が搭載されている
● 画像と現在位置を記録したレポートが作成できる
● 画面にメッセージを表示できる
● 遠隔操作でスマホのロックができる
● アイコンが隠せる
「Prey Anti Theft」には高精度のGPS機能が搭載されており、位置情報と遠隔で撮影された画像が自動で作成され、レポートとして送られてきます。時間も10分、20分と細かく設定でき、インカメラ、アウトカメラで撮影した画像の取得が可能です。盗難防止用に作られたアプリなので、緯度や経度、Wi-Fiの情報なども入手できます。しかし、機種によっては遠隔で写真を撮影した際に、シャッター音が鳴ってしまう場合もあります。「Prey Anti Theft」を使って撮影を行うなら、事前に動作確認をしておきましょう。
また、遠隔操作に優れている点も特徴です。スマホの画面に任意のメッセージを表示させられるため、紛失時も拾ってくれた人に向けてメッセージを伝えられます。遠隔でスマホのロックもできるのも、紛失時には安心の機能です。
このアプリでは、高性能の監視アプリにしか搭載されていなかった「アイコンが隠せる」という機能を無料版で使用できます。1ヶ月5ドル〜の有料版であれば、さらに幅広い機能が使えるので、使いたい機能を考えながら検討してみましょう。
監視アプリの無断インストール対策
違法であっても、監視アプリを無断でインストールする人はいます。なかには、ストーカーなど犯罪行為のために悪用されてしまう場合もあるため、監視アプリを無断でインストールされないよう、以下の点に注意してください。
・ ロックを必ずかける
監視アプリを無断でインストールされないように、スマートフォンには必ずロックをかけましょう。Face IDでセキュリティのレベルを高めるほか、難しいパスワードをかけるのもおすすめです。
・ 記憶にないアプリがないかチェックする
あなたはホーム画面にいくつアプリがインストールしていますか?実は、ホーム画面に監視アプリがインストールされていても、気づかない人がほとんどです。
何か不自然なことがあったら、目視で記憶にないアプリがないかチェックしてください。もしかしたら、こっそり隠れている可能性があります。
・セキュリティソフトで監視アプリを発見する
監視アプリは、専用のセキュリティソフトで発見することが可能です。監視アプリの中には、アイコンを隠すことができる優秀なものがあります。しかし、監視アプリ専用のセキュリティソフトでスキャンすれば、ほぼ全てのアプリの発見が可能です。
監視アプリがインストールされているか不安な方は、まず無料のセキュリティソフトを試してみましょう。
まとめ
今回は、スマホの監視アプリについて、全体的な特徴からアプリごとの機能まで詳しく解説しました。
もともとはスマホの紛失や盗難時のほか、家族や子供を守るために開発されたアプリですが、使い方を誤ると違法行為とみなされかねません。また、悪意を持った人の手によって、本人の了承を得ずに監視アプリがインストールされる可能性もあります。
スマホは日常生活を快適にしてくれるツールですが、個人情報の流出などには注意してください。この記事で紹介したように、無断でインストールされないように配慮しつつ、定期的にアプリのチェックをして、プライバシーの保護に努めましょう。
【2024年1月追記】
監視アプリおよびスマホ盗聴に関して、近年の実態および確認方法・対応方法を、次のリンク先のページ「ホワイトハッカーが教える、スマホ盗聴の実態と確認方法。」に掲載しております↓
【2022年11月追記】
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