日本人をターゲットにしたネット詐欺対策ソフト「詐欺ウォール」最新バージョンをリリース

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代表的なネット詐欺をブロックするセキュリティアプリ

【この記事はIT系ライター M氏 が書きました】

BBソフトサービス株式会社はネット詐欺対策ソフトの「詐欺ウォール/internet sagiwall」の 最新バージョンをリリースしました。

詐欺ウォールとは?

詐欺ウォールはフィッシングサイトやワンクリック詐欺といった日本人を標的とした詐欺サイトを検出・ブロックするソフトです。
Windows、Android、iPhoneに対応しており、1年間、3台までのデバイスにインストール可能なダウンロード版は直販サイトにて3,024円(税込)です。

今回はネット詐欺の手口と共に詐欺ウォールの特徴をご紹介したいと思います。

詐欺ウォールでブロックできるネット詐欺の手口

詐欺ウォールは下記の代表的なネット詐欺をブロックすることが可能です。

①フィッシング詐欺

実在する金融機関や通販ショップなどになりすまして偽のメールを送り、個人情報やクレジットカード番号などを盗み取ろうとする詐欺。
佐川急便や楽天など様々な有名企業をかたるメールが増えています。

②偽販売サイト

ブランド品の粗悪な偽物を送ったり、市場売価よりも割安な価格を提示し商品を送らない、といった詐欺です。
購入した商品が届かない、といったケースも増加しています。

③ワンクリック詐欺

アダルトサイトなどで年齢確認や会員登録のボタンを押しただけで高額な費用を不当に請求する詐欺。

④ボーガスウェア

無償のセキュリティソフトなどと称して、まったく意味のないソフトウェアをユーザーにインストールさせ、
「ウィルスに感染したので有償版へアップグレードが必要」と不安を煽り金銭を請求する手口。

⑤ランサムウェア

いわゆる身代金ウィルスともいわれるもので、感染したパソコンのファイルを暗号化し、解除のためと金銭を要求する手口。

⑥脆弱性悪用サイト

ウェブサイトの脆弱性をついて不正に改竄(かいざん)し、遠隔操作や個人情報の取得、IDやパスワード情報を入手するツールを知らずに訪れた訪問者に感染させる手口。

進化する詐欺サイトに対抗するトリプルブロック

近年、多様化・巧妙化しているネット詐欺の手口に対して詐欺ウォールは3つの仕組みで対応します。

①ブラックリスト検知
ブラックリスト検知は警察庁や消費者庁から提供された詐欺サイトのURLリストを元に
防御機能で、リストにあるURLに対して詐欺ウォールが警告を発します。

②ヒューリスティック検知
ブラックリスト検知機能は事前にURLがリスト化されている詐欺サイトに対しては有効ですが、
手口が同様だとしてもURL違いの場合は警告を発することはできません。

ヒューリスティック検知は集積された詐欺サイトの特徴を専門家が解析したデータを元に
詐欺サイトのコンテンツの中身を自動的に判断しブロックする機能です。

③AI検知
ヒューリスティック検知の元となる専門家の詐欺サイト解析を機械学習によって自動化し、ヒューリスティックエンジンを補強します。
これにより、詐欺サイトの模倣(もほう)や新たな手口などによる変化にも対応可能な検知能力を実現します。

詐欺サイトに記載されている文章を単語ごとに分析し、未知の詐欺サイトに対しても90%を超える検知率を実現します。

巧妙化するネット詐欺に新しい対抗策を

佐川急便や楽天、Amazonといった有名企業のメールに偽装して不正なアプリのインストールに誘導する詐欺が流行しています。次々に未知の詐欺サイトが生まれるため従来の人の手による解析が元になっているセキュリティソフトだけでは対策が不十分になってきている現状も詐欺ウォールのAI検知機能の強化の必要性に繋がっています。

  怪しいメールやサイトに注意する、というのが基本的な対策にはなりますが、安全安心なネットライフを送るためにも詐欺ウォールのような新しい技術を用いた対策も是非ともご検討頂けたらと思います。

参考リンク

国民生活センター:悪質な通販サイトにご注意!
https://www.ccj.kokusen.go.jp/aksht_kikk

消費者庁:インターネット通販トラブル
http://www.caa.go.jp/policies/policy/consumer_policy/caution/internet/trouble/internet.html

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