iPhoneは盗聴される?iPhoneの盗聴アプリにご注意を!

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ストーカー被害が増え続ける昨今、スマホの内容を盗聴されてしまう被害が相次いでいます。特にiPhoneは普及率が高いということもあって、さまざまな盗聴アプリが開発されているだけでなく、純正のアプリでも盗聴に使われてしまうことがあるようです。ここではiPhoneによる盗聴の危険性と、盗聴を防ぐための対策について解説します。

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この記事はマーケティング会社や外部ライターにリサーチとレポートを依頼して作られた記事です。
当社の見解とは異なる部分が多々ありますが、当社の視点だけに偏らず様々な角度から情報セキュリティに関する動向・傾向を見ることができるよう、なるべく原文のまま掲載いたしております。

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iPhoneで盗聴ができる?

iPhoneで使えてしまう盗聴アプリの中には、本来盗聴目的で作られているものではなく、必要なアプリとして開発されたものが盗聴に使用されてしまうことがあるのです。例えば、スマホを紛失してしまった際にすぐ探せるアプリや、企業が社員に貸与するスマホに悪用防止のために利用する監視アプリなどが挙げられます。どれも通話内容を録音できる機能があるので、遠隔操作で録音を開始することも可能です。

また、2019年にiPhoneのバグにより盗聴が可能になってしまうという問題も発生しました。プリインストールアプリ「FaceTime」の通話で、相手がつながっていることに気づく前にもう一方が通話内容を聞くことができてしまうという状況が発生したのです。さらに受診する側が呼び出しを無視するために、ボリュームを下げる、電源ボタンを押すなどの操作でカメラも起動してしまうという現象も起きていました。現在はバグを修正するパッチが公開されて対応済みです。

iPhoneで盗聴に使われるアプリとは?

iPhoneで行われてしまう盗聴には、主に「録音タイプ」と「遠隔操作タイプ」の2種類があります。いずれも自分の気づかないところで盗聴されてしまう点で非常に恐ろしいアプリです。

自分が必要だと思ってインストールしたアプリが盗聴に悪用されてしまうこともありますし、もともとiPhonenインストールされているアプリが盗聴に利用されてしまう場合もあります。ここでは、それぞれの特徴について解説します。

遠隔操作アプリ

遠隔操作アプリは、主にスマホ紛失対策用アプリとして開発され、多くの人に利用されています。スマホを紛失してしまったときのために、遠隔で音を鳴らして居場所を知らせる、拾った人に連絡先を提示する、盗まれてしまったときにはロックできるようにする、といった機能が搭載されています。

この遠隔操作アプリが、スマホの盗聴に悪用されてしまうことがあります。悪用されると、遠隔でマイクを希望して音声や通話を録音し、そのデータを設定したメールアドレスに送られてしまうのです。カメラを起動して写真を撮影することもできてしまう他、位置情報で常に居場所を知られてしまうということもあります。他にも通話履歴や電話帳を見られてしまうなど、プライバシーの一切を見られてしまうのです。

実際に「スマホを紛失したときに便利だから」と恋人にインストールを勧められ、いざインストールしたら遠隔で盗聴されていたというケースがあります。遠隔操作アプリでは、盗聴だけでなくiPhoneのさまざまなデータを閲覧、操作することができてしまうので、電話の発着信履歴をチェクされたり、GPSで随時居場所を確認されたりするなど、ストーカーさながらの被害に遭ってしまったケースもあるのです。

さらに怖いのは、本来こうしたアプリは正しく利用すればとても便利なので、なくならないということです。便利なだけに危険性が高く、インストールや扱いには注意が必要です。

録音アプリ

盗聴に使用されるアプリのもうひとつは「録音アプリ」です。iPhoneの録音機能を利用して盗聴をするというもので、通常はICレコーダーとして使用されます。録音アプリはデータ容量を節約するために、無音のときは録音を行わず、音が出ているときだけ録音するというまさに盗聴向けの機能があります。よりクリアに効率的に録音できるように開発されているアプリなので、盗聴する際にもベストな状態で録音できてしまうのです。

盗聴というと、自分の携帯を操作して録音されてしまうことをイメージしがちですが、忘れたふりをして誰かが何気なくiPhoneを置いて行ったまま盗聴されてしまうということも十分あり得るのです。「自分のスマホだけしっかり管理しておけばいい」というわけではないことを理解しておかなければなりません。

録音アプリを自分のiPhoneにインストールされて盗聴されるケースもあります。iPhoneを手放した隙に録音アプリをインストールされ、遠隔操作アプリを使用して録音機能をONにされてしまうこともありますし、遠隔操作アプリでボイスレコーダーなどを起動させて盗聴されてしまう恐れもあるので、十分な注意が必要です。

iPhoneを盗聴から守るには?

iPhoneを利用した盗聴を防ぐには、こちら側が徹底した対処をするほかありません。盗聴アプリが入っていないかをチェックするための「盗聴器発見アプリ」というものも存在しますが、iPhoneに標準搭載されているアプリの場合はむやみに削除することもできないので、必ずしも有効だとは言えません。

では、被害を防ぐためにはどのような対策を取ればよいのでしょうかiPhoneを守るための有効な方法について、以下で解説します。

パスコードロックを設定する

盗聴の他にも、さまざまなiPhoneの悪用から身を守るための基本的な対策は「パスコードを設定する」ことです。今はほとんどの人がiPhoneにパスコードを設定していると思われますが、誕生日など安易なものだとすぐに破られてしまう可能性があります。

盗聴を行う身近な加害者では、恋人や元恋人などが考えられます。こうした人たちはあなたの誕生日を知っている可能性が非常に高く、安易にパスコードを突破して盗聴アプリをしかけられます。家族にも破られないようなパスコードを設定して、iPhoneをしっかり管理しておきましょう。

iPhoneのパスコードだけでなくApple IDのパスワードについても同様です。Apple IDのパスワードがわかってしまうと、iPhoneを遠隔でロックできるようになったり、データを消去したりといった作業が可能となってしまいます。他社に勝手に使用されてしまうことを防ぐために、さまざまなパスワードの管理をしっかり行うように心がけましょう。

また、iPhoneを少し手放した際にも安全性を確保できるよう、短時間でロックがかかる設定にしておくこともおすすめで。すぐにロックされてパスワードがかかれば、たとえ近くにいる人でも悪用しにくくなるでしょう。

怪しいアプリはインストールしない

iPhoneを盗聴から守るためには、録音アプリや遠隔操作アプリをインストールしなければいいというわけではありません。まったく違う用途でインストールしたアプリでも、盗聴の被害にあってしまう可能性があります。盗聴しようとするのは、自分の近くにいる人間だけとは限らず、見知らぬ人間がスマホをハッキングして盗聴をしたり、個人情報を抜き出して悪用したりするケースも非常に増えています。そしてこうした手口は、怪しいアプリをインストールすることによって行われるケースが非常に多いのです。

最近はいろいろなゲームアプリがあり、iPhoneで楽しむことができるようになりました。無料のものもたくさんあり、特に海外のアプリは広告なども多いのでついインストールしてしまうという人もいるでしょう。しかし開発元や提供元が不明な怪しいアプリの場合、スパイウエアがインストールされてしまう可能性があります。iPhoneに使用するアプリをインストールする際には、開発している企業の公式サイト、もしくはAppleStoreなど安全なサイトからインストールするようにして、それ以外の怪しいアプリは入れないように心がけましょう。

一時期、iPhone端末のシステムロックを解除してAppleStore 非公認のアプリをインストールできる「ジェルブレイク」という方法がありました。しかしAppleStoreが公認していないアプリというのは、何らかの問題があるアプリです。AppleStoreでは、そのアプリから他のアプリや基本システムが操作できてしまうといったセキュリティに問題があるアプリなどを審査ではじいています。そのため、非公開アプリをインストールするということは危険な行為なのです。

むやみに無料Wi-Fiにつながない

最近は無料でアクセスできるWi-Fiが増え、データ通信量を節約できてとても便利です。一般的なWi-Fiは、無料であってもパスワードが設定されています。カフェやホテルなどにある無料Wi-Fiも、アクセスする際に登録を行ってパスワードを受け取り、入力をしてから利用するという流です。

しかし無料Wi-Fiにおいても、パスワードが設定されていない回線は要注意です。こうしたセキュリティ対策を全く行わずに使用できるWi-Fiや、提供元がわからないWi-Fiを使用すると、iPhoneがハッキングされてしまい、SNSの乗っ取りや盗聴などに悪用されてしまう可能性があります。また、個人情報を抜き取られてしまったり、iPhoneで買い物をしたことがある場合はクレジットカード情報を盗まれてしまったりする危険もあるのです。

無料だからといってすぐに飛びつかず、安全性を確認した上で無料Wi-Fiにアクセスするようにしましょう。また自宅でWi-Fiを使用する場合も、不正なアクセスを防止できるようセキュリティをしっかり設定した上で利用してください。

セキュリティアプリをインストールする

iPhoneにセキュリティアプリをインストールするのも有効な方法です。セキュリティアプリは、不正アクセスされたときや危険なプログラムがインストールされたとき、Wi-Fiの危険性などを通知します。こうした「セキュリティアプリ」をインストールすることは、iPhoneを盗聴の危険から守ることにつながります。

セキュリティアプリは、パソコンのウイルス対策ソフトで知られるウイルスバスターなど大手メーカーが開発している有料のものもあれば、キャリアが提供する無料のセキュリティサービスもあります。有料のものはセキュリティ機能が充実していますが、費用が高めのものもあるので、いろいろなセキュリティアプリを比較しながら状況に応じて選ぶようにしましょう。まずは、無料のアプリをインストールして試してみることをおすすめします。

まとめ

iPhoneを利用した盗聴は、「まさか自分が」と思うほど身近に存在します。ハッキングで見知らぬ人から盗聴されるケースもあれば、恋人や元恋人など身近な人間が行うこともあるので、十分な注意が必要です。セキュリティ対策をしっかり行い、盗聴の被害からiPhoneを守りましょう。

【2024年1月追記】

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